ひとりの人生やりきりたいブログ

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線と形

 

ぼくは現在サラリーマンなのですが、

昔から好きだった絵でご飯を食べるということにどうしてもチャレンジしたいと思い、

現在イラストレーションの塾に通っています。

 

青山塾というところです。

 

ぼくはいちばん基礎を学ぶベーシック科で、

ベーシック科では4人の先生が毎週交代で教えてくれます。

 

そのうちの1人、井筒啓之先生での授業でのこと。

 

別の誰かが描いた線画に、方眼の描かれた透明シートを当て、

同じ大きさの方眼が描かれた別の紙に、

そっくり模写するという授業。

 

このとき、ものの形は意識せず、

線画の「線」に集中するよう言われます。

 

「線」が方眼に対しどこから出発するのか。

どれくらいの角度で。

どれくらいの長さになるのか。

 

それらを意識して正確に「線」を描いていく。

 

これを2時間ほど続けるのは、とてもツライ作業でした。

 

だけど、その大切さもわかった。

形を追おうとすると、目の前の対象通りでなく、

自分の頭の中にある「形」をアウトプットしてしまう。

 

見た通りの模写にならないのですね。

 

頭の中の勝手なイメージを排除するするために、

「線」に集中するというトレーニングが必要なのだと思います。

描写というより記述に近いかもしれない、と思います。

線の正確な記述。

うん、しっくり来る。

 

まずは、正確に線を記述する訓練を。

慣れてきたら、線と形、両方に目をやりながら、

正確に描くということができるようになるのだと思います。

 

イラストレーションは、必ずしも模写が上手くなくてもできるのですが、

自分は下記のような絵を描くのが好きなので、

正確に形や線を取る能力は

どうしても必須のものになるのです…。

 

技術勝負は、美大のひとには絶対敵わなく、

上を見ればきりがない領域なので避けたいのだけど…。

 

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